虹の橋を渡ったぺぺちゃん
3月17日ぺぺちゃんは虹の橋を渡りました。
享年11歳と6カ月……病名は血管肉腫……
マールとぺぺちゃんとの出会いはまだマールが1歳の頃だったと記憶している。
初めて会ったのは宮丘公園だったと……
他のママさん達から「ペペリコちゃんというゴールデンを2頭飼っている方がよく来るのよ」と話は聞いていた。
とってもお利口でパパやママが大好き。そしてご夫婦とも目に入れても痛くない可愛がりようでした。
親しくなったのはここ1年位でしょうか……ママが「●●公園に日曜の朝集まっているからマールちゃんも来ない?」と誘ってくれた。何度かお邪魔してとても楽しい思い出がある。
一緒に走ったりということはなかったけれどマールはこのご夫婦が大好きだ。
ご主人もいつもマールとボール遊びをしてくれた。
腫瘍が見つかって手術をすることになり、手術前日に元気をもらおうとラブ広場に来てくれた。
それがまさか最後になろうとは……とても元気だったのに……
開腹してみると全身に広がっていて手の施しようがなかったと……
余命1カ月……と言われていた。もう一度元気になってラブ広場で会いましょうね!と約束していたのに……
あまりに早過ぎ、メールを頂いた時は声も出なかった。
亡くなった翌日、最後のお別れをしにご自宅にゆずママとお邪魔した。
とっても安らかな穏やかな顔でまるで眠っているようだった。苦しんだ様子は無かった。
ゆずママの「最後まで親孝行だったね……」この言葉に胸が詰まった。
リコちゃんは分かっているのだろうか……眠っているだけだと思っているのだろうか……
ママもパパも「リコがいるから救われる……」と言っていた。本当にそうだと思う。
必ず訪れる最後の時……どう向き合っていくのか……ママは「やれることは全てやったので思い残すことはないと言っていた。後悔だけはしたくない……そういうご夫婦の気持ちが痛い程感じられた。
11年6カ月……パパとママの愛情を溢れんばかりに受けて来たぺぺちゃん……
虹の橋の向こうでこれからもパパ、ママ、リコちゃんをずっと見守っていてね!
ずっと忘れないよ……ぺぺちゃん……さようなら。